初心者でも簡単|脱出ゲームの作り方について解説!

友達や家族、同僚に脱出ゲームのスリルと興奮を味わってほしくありませんか?自宅やオフィスなど、好きな場所で自分だけのオリジナル脱出ゲームを作ることは可能です!この記事では、セルフで脱出ゲームを作る方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

設定とテーマを決める

ただゲームに参加してもらうだけでなく、現実とはまったく異なる世界に引き込まなければなりません。脱出ゲームを制作する企業は、その設定やテーマに相当な工夫を凝らしていますが、プレイヤーをシナリオに引き込むにはさまざまな方法があります。脱出ゲームのシナリオは、プレイヤーの心をつかみ、その世界観に誘うものです。そこで、ゲーム開始前に登場人物やバックストーリーを紹介することで、雰囲気を生み出し、プレイヤーに没頭してもらうことができます。

脱出ゲームの最終的な目標もまた、ゲームのトーンを決定するうえで重要な役割を果たします。プレイヤーは紛失したアイテムを探そうとするのでしょうか?隠された秘密を発見しようとするのでしょうか?邪悪な悪役の陰謀を阻止しようとするのでしょうか?プレイヤーの目的を定義することは、ゲームのトーンや方向性に大きな影響を与えます。

小道具と手がかりを準備する

設定とテーマが決まったら、そのシナリオに沿った小道具や手がかりを選びましょう。その際、その小道具がストーリーに登場する原因がはっきりしているか、きちんとした目的があるか、自問自答してみるとよいでしょう。そうすることで、どのアイテムがプレイヤーの没入感を高めてくれるかを判断することができます。脱出ゲームでは通常、文字や数字が頻繁に使用されるため、時計や本、地図など、そうした情報が記載されているアイテムを検討するのがおすすめです。もちろん、一般的な人物や設定であれば、家や職場に実際にあるものを使って、よりシンプルに作ることができます。よりクリエイティブかつ冒険的なテーマにしたい人は、Pinterestや脱出ゲームがテーマになった映画、あるいはインターネットで少し調べてみるといいでしょう。

手がかりについては、わかりにくい場所に隠して探してもらうこともできますし、ゲームを進めていくうちに、コンパートメントやドアを開けてプレイヤーに直接届けることもできます。南京錠は脱出ゲームによく使われますが、近隣の金物店やホームセンターに、数字、文字、方向、電子など、さまざまな種類の南京錠が売っているはずです。小さな穴を開けるツールを持っているなら、施錠可能な部屋を作るためにハスプを使用することもできます。

手がかりとなるアイテムや小道具をわかりやすく提示し、それが何であるかをプレイヤーに知らせるために、ゲームの一部としてすぐに認識できるようにしなければなりません。例えば、小道具の周りに真っ赤なリボンを結び、これがゲームクリアの手がかりであることを前もってプレイヤーに知らせておくのはいいアイデアです。

パズルとゲームフローを作る

ゲームフローチャートを作成し、プレイヤーがどのようにゲームを進めていくのか全体像を把握するようにしましょう。そうすれば、プレイヤーがどんなタイミングで特定のヒントを見つけるか、必要であればパズルを部分的に重ねるべきかどうかなどを決定するのにも役立ちます。ゴールまでのゲームフローは一直線でも、いくつかの道筋があっても構いません。さまざまなクエストを取り入れて、プレイヤーを飽きさせないようにしましょう。